介護に役立つユニフォームとは?
2022.04.21
教えて! ユニフォームレンタル
医療・介護

介護に役立つユニフォームとは?

介護施設において利用者をさまざまなシーンで介助するため、介護従事者のユニフォームには、まず「動きやすさ」が求められます。ここ数年のユニフォームはデザインの工夫やストレッチ素材の採用など、介護従事者の仕事をサポートする機能性も格段に進化しています。最近では、動きやすいことはもちろん、制菌、吸汗速乾など衛生や快適性の機能も充実してきました。今回は、そんな介護用ユニフォームの機能や特徴をご紹介していきます。

介護に役立つユニフォームの機能

ロールアップ機能

介護現場での入浴介助の際に役立つのが、ユニフォームの袖口のロールアップ機能です。半袖でも濡れてしまうような現場で、留め紐によって袖口を肩付近で固定できるので、作業をスムーズに進めることができます。

収納ポケット

介護職では仕事が多岐にわたるため、連絡用のPHS、体温計、メモ帳、ボールペン、使い捨て手袋など、携帯するアイテムもさまざまです。そのため、ユニフォームの胸ポケットはもちろん、両脇ポケット、ペン差し、さらにポケットの中にアイテムを分けて入れられるサブポケットを設けるなど、収納に工夫を凝らしたユニフォームが選ばれています。アイテムの落下や、差したペンで介助される人を傷つけることのないよう、ポケットカバーや小さなファスナーが付いたデザインなども用意されています。

PHSポケット

PHSポケット

袖口ペン差し

袖部ペン差し

抗菌・制菌機能

新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザや食中毒など、さまざまな菌やウイルスへの対策として需要が高まっているのが、抗菌・制菌加工が施されたユニフォームです。SEK基準(※)をクリアする制菌効果で、細菌や微生物の増殖を抑制する機能が施されたユニフォームは、体力や免疫機能が落ちた介護者と触れ合うことの多い介護現場では、介護する側もされる側も安心感を得られるでしょう。

※一般社団法人繊維評価技術協議会の定めた、主に施設内感染の主原因となる細菌の増殖抑制の認証基準を満たした繊維製品に付与される認証基準です。

ストレッチ素材

「動きやすさ」が求められる介護職のユニフォームに、伸縮性に優れた素材は欠かせません。起き上がる人を介助したり、歩行を支えたり、介護従事者は自身の身体を動かすことが多く、しゃがむ、中腰になるなど、さまざまな姿勢で介護サポートをするため、ストレッチの効いた可動域の広いユニフォームが求められます。そのため、背面や脇の部分に伸縮性のあるニット素材を使ったユニフォームや、ジャージ素材ながらチノパンに見えるスタイリッシュなボトムスなども登場しています。

汗をかいても目立ちにくい素材

身体を動かすことが多い介護スタッフは汗をかく場合も多く、その際に気になるのがユニフォームの汗ジミです。最近は素材の進化により、汗をかいても目立ちにくい素材も増えています。例えば、肌側は吸水、外側は撥水機能を持った2層構造の素材や、吸汗速乾性のあるさらっとした肌触りのドライ加工など、汗対策に有効な技術を用いたユニフォームで清潔感も保つことができます。

介護におすすめのユニフォーム

Tシャツ

通気性に優れたメッシュ素材や、吸汗速乾素材、脇の部分にストレッチ素材を使ったものなど、さまざまな機能を備えながら、価格も手ごろでケアも楽なことから取り入れやすいのがTシャツタイプのユニフォームです。特に撥水性と通気性がよく、着脱が簡単なTシャツは、入浴介助アイテムとしても重宝されています。

ポロシャツ

Tシャツと同じくお手入れが楽なのに、襟があることでラフ印象を与えないポロシャツは介護ユニフォームの定番となっています。介護の妨げにならないようポケットの位置を工夫したり、しゃがんだときに背中が見えないよう丈を長めにしたり、介護従事者の動きに寄り添ったデザインも豊富です。

スクラブ

スクラブとは、首元がVネックになっている半袖ユニフォームです。医療現場で着用されるイメージが強いスクラブですが、最近は介護現場で取り入れられることも増えています。「ごしごし洗う」という意味の英語「scrub」が語源となっていることから、その名前の通り、洗濯に強い耐久性のある生地が使用されたものも多く、常に清潔さが求められる介護現場で人気が高まるのも納得できます。

エプロン

食事介助や入浴介助などの際に使用されるエプロン。汚れに強いのはもちろんですが、ここでも最近は伸縮性にすぐれたものが登場しています。介助がしやすいよう、ストレッチ素材のエプロンに、静電気の発生を抑える制電加工、抗菌・制菌加工、撥水加工を施すなど、その機能は常に進化しています。

パンツ

しゃがんだり、かがんだりと、上下運動の多い介護の動作には、伸縮性に優れたストレッチ素材やジャージ素材のパンツが最適。最近では動きやすさはもちろん、シルエットの美しさにこだわったデザインも人気です。また、作業において大きな負担がかかる腰をサポートするため、サポートベルトとパンツを組み合わせた「ベルト一体型パンツ」も登場しています。

(参考)ユニフォームレンタル システムガイド 介護施設編

まとめ

介護従事者の動きやすさはもちろん、さまざまな面で進化しつつある介護ユニフォームをご紹介してきましたが、職場の環境にあったユニフォーム選びは、仕事の効率だけではなく、スタッフのモチベーションアップにも大きな影響を与えます。サニクリーンのユニフォームレンタルシステムは、最新の介護ユニフォームが豊富にラインナップされているうえに、忙しい介護従事者に代わって、クリーニングや補修などのメンテナンスも一括管理。是非1度システムの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

ユニフォームレンタルという選択肢はいかがですか?

サニクリーンのユニフォームレンタルを利用したこのようなメリットがあります
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