ユニフォームが連帯感を生み
応援に熱が入ったワールドカップ。
キレイ好きな日本人は今回も注目の的に

サッカーのFIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグは、サッカーファンだけでなく、日本全体が大いに盛り上がりましたね。強豪ドイツとスペインを破り、E組1位で2大会連続の決勝トーナメント進出！　SAMURAI BLUE（サッカー日本代表）のユニフォームを着て観戦した人も多かったのでは？　選手と同じユニフォームを着て応援していると、一緒に戦っている気分になれますよね。選手の方もピッチから眺めるスタンドに自国のユニフォームを見つけたら、応援されていることが分かって力になるのではないでしょうか。サッカーにしても、ラグビーにしても、野球にしても、スポーツの国際大会では、ユニフォームによって連帯感が生まれるのだと思います。「同じ」ユニフォームを着て「一緒に」戦う━━選手とサポーター（国民）を繋げる力がユニフォームにはあるのです。 ベスト8の壁は高かったけれど、ドイツとスペインを破るという２度のジャイアントキリングに、たくさんの人たちが勇気づけられたはず。SAMURAI BLUE感動をありがとう!!

スポーツの国際大会では、キレイ好きな日本人について海外メディアからクローズアップされることもお馴染みとなりました。日本人サポーターによるスタンドのゴミ拾いや、選手のロッカールームの美しさなどが海外から賞賛されます。日本では自分の出したゴミは片付けるのが当然ですし、選手たちも「帰る時は来た時よりも美しく」との想いで整頓しているそうです。海外から賞賛されるゴミ拾いですが、今回のW杯では日本国内から否定的な意見も出た模様。誰かに迷惑をかけているわけではなく、誰もが気持ち良く過ごせる状況にしているのだから、賞賛や押し付ける必要はないけれど、否定する必要もないのではないかと思います。文化や国民性の違いが垣間見えるのも国際大会の醍醐味です。 世界に強く印象付けた、衛生意識が高く清潔感あふれる日本のイメージ。「きれいにしたい。あしたのために。」を掲げるサニクリーンができることは、まだまだありそうです。 2022年もマンスリーコラムをお読みいただき、ありがとうございました。来年こそは、コロナに振り回されない明るい話題いっぱいのコラムを綴っていきたいものです。