レストランの開業方法と必要なもの。
2022.12.20
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開業

レストランの開業方法と必要なもの。

「自分のレストランを開業したい!」と思っても、それに必要な準備についてはすぐに分からないものですよね。今回は、レストランを開業する際に必要なものと、経営を成功させるために必要な資金について、説明していきます。

レストランの開業方法

①計画を立てる

レストラン開業にあたり、とても重要となるのが、事前にしっかりとした計画を立てることです。飲食店は、開業後2年以内に約60%のお店が閉店に追い込まれてしまうという厳しい現実があります。レストランとして生き残っていくためにも、開業までのステップや資金調達方法、お店のコンセプトなど、細かく計画を立てて準備していくことが大切です。

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②立地・物件選び

立地

レストラン経営を成功させるために、売り上げに直結する立地条件は大きなポイントです。味、サービスともに申し分ないレストランでも、不便な場所にあるお店にはお客様は通いにくいもの。また、ゆったりと食事を楽しむジャンルなら高級住宅街、ランチ客を狙うならオフィス街、軽食なら学生街など、レストランのコンセプトに合った立地を選ぶことも必要です。

物件

立地に続いて慎重に見極めたいのが物件選びです。家賃、広さ、間取り、周辺環境など、様々な希望の条件をクリアできる物件を見つけるのは難しいもの。実際に開業したい地域に足を運んで、自分の目で確かめながら物件探しをすることで、条件に合った物件に出合える可能性も広がるでしょう。一旦、内装工事など、開店前の準備が始まれば後戻りができないことを念頭に、じっくりと時間をかけて、納得のいく物件を選ぶことが大切です。

③資金調達

個人経営のレストラン(15~20坪程度)の場合、開業資金は「60~80万円×坪数」で計算して、おおむね1,000~1,500万円程度が必要となります。一般的に自己資金のみで足りない場合は、銀行から融資を受けることは難しいため、「日本政策金融公庫」という政府系金融機関からの融資を受ける場合がほとんどです。また、国や自治体から受けることのできる助成金・補助金を利用することで借り入れの負担を減らすこともできます。
※詳細は後半の「レストランの開業に必要な資金」で解説します。

④資格取得・届出申請

以前のコラムでも触れていますが、飲食店の開業にはいくつかの資格取得と届け出が必要となります。

資格

飲食店を開業する際に、最低限必要な資格は「食品衛生責任者」と「防火管理者」の2つです。「調理師免許」がないと飲食店を開業できないのでは? と思われがちですが、飲食店の開業の際、調理師免許は不要です。

届出

資格に続き、飲食店開業の際には、保健所への「飲食店営業許可申請」、消防署への「防火対象設備使用開始届」、社会保険事務所への「社会保険の加入手続き」など、その規模の大小にかかわらず、様々な届け出が必要となります。

⑤備品などの準備

レストラン開業時に必要な備品は幅広く、開店直前に慌てないためにも、「調理器具」「食器」「衛生商品」など項目ごとにリストアップし、準備するのがいいでしょう。
※詳細は「レストランの開業に必要なもの」で解説します。

⑥メニュー作成・価格設定

レストランのメニュー作りもレストラン経営を成功させる際の重要な要素です。料理はもちろん、飲料、デザートなどカテゴリーごとのメニュー、お店の目玉となるメニューなどをバランスよく揃えることが求められます。加えて、平均原価率を30%前後とすることを目標として、ターゲット層や客単価、出店エリアでの競合店の相場など、様々な要素を加味して、ふさわしい価格設定をすることも大切です。

⑦販促・営業

レストランの開店を周知させるために、オープン前からの販促活動は必須と言えます。オープン前から店舗前に目に付く看板を出す、店頭にクーポン付きのチラシを入れたラックを設置する、周辺地域へのポスティング活動、開店までの様子を毎日SNSにアップする、レセプションを開催し、お店の味を知ってもらう、グルメサイトへの掲載など、出来る限りの販促活動を実施したいところです。また、取引先や知人へのオープンの告知を徹底し、店舗を訪れてもらうような営業活動も必要でしょう。

レストランの開業に必要なもの

レストランの開業に必要なものを解説

設備

厨房

レストランの屋台骨となる厨房には、調理はもちろん、食材の管理や収納、食器を洗うシンク台といった様々な機能が必要です。具体的には、調理台、シンク、冷蔵庫、冷凍庫、食材保管用の棚、調理機器や用品、食器、清掃用具、ゴミ箱など、自身が作業しやすい設備を備えましょう。

ホール・店舗全体

レストランを訪れるお客様への印象を大きく左右するホール、店舗全体の設備については、店舗のイメージに合わせた慎重な設備選びが求められます。冷暖房設備、防犯設備、音響・照明設備、洗面所、電話、パソコン、テーブル・イス、看板やのれん、レジ、金庫などが挙げられます。

備品

食器

日本料理、フレンチ、イタリアン、中華、ファストフードなど、レストランの形態によって、必要な食器は様々です。平皿、深皿、小皿、耐熱食器、グラス、ティーカップ、コーヒーカップ、湯呑、ピッチャー、フォーク、スプーン、はし、はしおき、スープ皿、汁椀、茶碗、どんぶり碗、子供用食器などから、オープン時には必要最低限のものを揃え、徐々に増やしていくのがベターです。

調理器具・調理用品

作業効率に影響を与えるのが調理器具の数々です。包丁、まな板、鍋、フライパン、ざる、ボウル、フライ返し、トング、レードル、菜箸、保存容器、ラップ、アルミホイル、ペーパータオル、はかり、軽量カップ、スプーン、使い捨て手袋、スライサー、ミキサー、バット、洗剤類など、しっかりと準備して、気持ちよく作業を進めたいものです。

ユニフォーム

そして、レストラン開業に欠かせないものが、従業員のユニフォームです。レストランでのコックコート、カフェのエプロン、居酒屋のハッピなど、店舗のコンセプトに合わせたユニフォームを着用することで、お客様へ良い印象を与えることができます。また、従業員のやる気アップにもつながるユニフォームですが、その準備や管理は、オーナー側にとって面倒なもの。そんな時にオススメなのが、ユニフォームレンタルです。衛生面に配慮した定期的なクリーニングやしっかりしたメンテナンス、ユニフォーム購入時にかかるコストの削減など、レンタルシステムの導入にはオーナー側はもちろん、自身での洗濯が不要で、常に清潔なものを身に着けられる従業員にも多くのメリットがあります。

レストランの開業に必要な資金

・レストランの開業に必要な資金を解説
前述したように、レストランの開業資金は、例えば、15~20坪程度のレストランでしたら、おおむね1,000~1,500万円程度が必要です。その内訳は、物件を契約する際に必要な保証金、礼金、仲介手数料などの「不動産取得費用」、内装費、外装費、厨房機器、食器、備品などの「店舗投資費用」、仕入れなどに必要な「運転資金」、売り上げが安定するまでの「生活費」の大きく4つに分けられます。全額自己資金で開業できればそれはベストですが、それは現実的には難しいもの。最低でも自己資金は3割~5割程度を準備し、それ以外を融資で賄うこととなります。その中でも多くの方が利用するのが、他の金融機関に比べて利息が低い、政府系金融機関「日本政策金融公庫」からの融資です。融資を申請するためには、まず、レストランを開業する際にどのような方針で進めていきたいかを説明するための書類「創業計画書」の作成が必要となり、それをもとに審査が行われます。「日本政策金融公庫」では、無料で的確なアドバイスがもらえるので、物件契約前に必ず相談することをオススメします。

まとめ

今回は、レストラン開業に向けて必要な準備と資金について、解説してきました。一般的にはレストランの経営が軌道にのるためには6カ月以上の期間が必要と言われています、開業直後から順調な経営が続く訳ではありません。できるだけ早く経営を軌道に乗せて、安定したレストラン経営ができるよう、しっかりと準備をして開業に臨みたいですね。

ユニフォームレンタルという選択肢はいかがですか?

サニクリーンのユニフォームレンタルを利用したこのようなメリットがあります
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