もっと涼しく! 「空調服TM」(ファン付きウェア)を快適に着るポイント
2023.04.28
教えて! ユニフォームレンタル

もっと涼しく! 「空調服™」(ファン付きウェア)を快適に着るポイント

作業服に小型扇風機のようなファンが付いた「空調服TM」。熱中症リスクを抑え、暑さが軽減されることで作業効率アップも図れ「ファン付きウェアは涼しい」と評判の人気アイテムです。ただ、まれに「思ったよりも涼しくない」というご意見もあるようです。今回は、「空調服TM」を正しく着用し、より涼しく快適に過ごすためのポイントを紹介します。

「空調服™」が涼しくないと感じる原因

サイズがぴったりしすぎている

「空調服™」のメカニズムは、ファンから取り込まれた外気が着衣と体の間を平行に流れることで、汗が蒸発。気化熱によって体は冷え、温かく湿った空気は衿元と袖口から排出されます。「空調服™」が大きく膨らみ、首元と服の間に空気の通り道が生まれることで、涼しく快適な状態を作ることができ、涼しさを感じます。しかし、サイズに余裕がなく、ぴったりしすぎていると、着衣と体の間に隙間ができず、空気の通り道が確保できません。空気が排出されないので、かえって蒸れる可能性もあり、涼しくないと感じることになります。

「空調服™」を涼しいと感じるためには、ファンを稼働させたとき、十分に膨らむことができるように余裕のあるサイズを選ぶことが大切です。

風の流れを妨げている

やや大きめサイズを着用しているのに、「空調服™」が涼しいと感じられないときは、空気の流れを邪魔していないか確認してみてください。リュックや工具ケース、作業用腰ベルトがファンを塞いで外気の取り込みができていない、もしくは「空調服™」がベルトなどで体に押さえつけられ空気の流れを止めてしまっていることがあります。また、首元に巻いたタオルが空気の排出経路を塞いでしまっている場合も涼しくないと感じるでしょう。

「空調服TM」は空気が衣服内を流れることで涼しさを得られるので、風の流れを妨げないことが重要です。

汗をかいていない

「空調服™」はファンから取り込んだ外気を利用し、汗を蒸発させたときの気化熱で涼しさを感じさせる仕組みになっています。そのため、汗をかいていない状態よりも、汗をかいている状態の方が、「空調服™」で涼しさを体感できるのです。

「空調服™」を着用後、すぐにファンを回さずに、少し暑さを感じてから稼働させると、汗が気化し、涼しさを感じやすいでしょう。

バッテリーやファンが劣化している

「空調服™」はバッテリーでファンを動かし、外気を取り込み、衣服内の空気を流しています。このバッテリーやファンが劣化していると空気の流れる力が弱くなり、着ていても涼しさを感じられません。「空調服™」が涼しくない、あまり膨らまない、以前より風が弱くなってきたと感じるときは、バッテリーの劣化やファンの故障を疑いましょう。

「空調服™」のバッテリーやファンは交換することが可能です。メーカーによって互換性が異なるので、事前にチェックしておくのがオススメです。

「空調服™」の効果を上げる方法

「空調服™」を涼しくないと感じる場合、中に着ているインナーを見直してみてください。ファン付きウェアを着るときのインナーは、吸汗速乾や接触冷感といった機能を備えたものがファンとの相性も良く最適です。冷却インナーの上に「空調服™」を着ることで、より涼しさを感じられます。作業服メーカーのインナーは高性能でありながら、スポーツメーカーのインナーに比べ低価格を実現した商品が多くあります。より涼しいと感じるためにも、冷却インナーを選ぶと良いでしょう。

保冷剤を利用する

今や夏の人気アイテムとなっているため、「空調服™」にはいろいろデザインがあります。どんな仕様が涼しく感じられるのか、どのように選んだら良いのか、選び方のポイントを紹介します。
① 長袖・半袖・ベストどのタイプにするか?
ファン付きウェアは、総じて長袖の方が涼しく感じられます。それは、袖口まで空気が流れ排出するので、上半身全体が涼しくなるからです。ただ、仕事によっては半袖やベストの方が動きやすい場合もあるので、自分の使い勝手との兼ね合いで選ぶのがベストです。
② バッテリーやファンの脱着がしやすいか?
「空調服™」を洗濯する場合は、バッテリーやファンを取り外す必要があります。そのため、簡単に脱着できるか確認しましょう。バッテリーやファンの脱着に時間がかかると、洗濯のたびに余計な手間がかかるからです。
③ 空気の通り道が確保されているか?
「空調服™」を涼しく着るためには、体と服との間に空気の通り道が確保されていることが重要です。襟の内側に調整紐があるタイプは、首元と脇の間に空気の通り道が生まれます。また、裾にアジャスターが付いていれば、ファンより取り込んだ空気が漏れることなく、しっかりと衿元や袖口から排出できるので、より涼しさを感じられるでしょう。

まとめ

「空調服™」は、熱中症対策の切り札として需要も高まり、今多くの人に利用されていますが、ここまで述べてきたような理由で、まれに「涼しくない」と感じるケースもあるようです。でもメカニズムを正しく知り、その機能が十分発揮できるように着用すれば、とても快適な仕事服です。

サニクリーンでも、気軽に快適に着られる「空調服TM」を豊富に取り扱っています。ぜひ、あなたの働く環境にふさわしい一着を探してみてください。

 

 

サニクリーンの空調服ページはこちら↓

https://www.sanikleen-uniformrental.com/coolwear.html

 

※「空調服」は、 ㈱セフト研究所・㈱空調服の商標および登録商標です。

(登録区分9,10,11,12,17,20,24類)

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