クリニックで必要な感染対策とは?院内・スタッフの対策
2023.03.23
教えて! ユニフォームレンタル
医療・介護

クリニックで必要な感染対策とは?院内・スタッフの対策

クリニック内では、患者さんだけでなく、スタッフやお見舞いに来た方など、人の出入りも頻繁にあるため、多くの感染対策が必須と言えます。そこで今回は、あらためて見直したいクリニックでの感染対策について紹介していきます。

「クリニックで必要な感染対策」

「スタッフの対策」

スタッフを媒介とした感染を防ぐためには、スタッフ自身の徹底した感染予防対策が必要です。出勤前には、必ず体温を計測し、発熱などの症状が認められる場合には出勤を控えましょう。さらには休憩後にも体温を計測し、発熱がないか確認することも大切です。また、疾患にかかわらず、すべての患者の血液や体液、分泌液、排泄物、傷のある皮膚などは感染性のあるものとみなし、手袋や予防衣などを必ず使用し、防御することも求められます。そして、手指の洗浄や消毒など基本的な感染対策を怠らずにしっかりと行いましょう。
また、白衣などのユニフォーム類を清潔に保つことも感染対策として欠かせません。そこでおすすめなのが、ユニフォームレンタルです。コストの削減や、管理における負担軽減など、さまざまなメリットがある中で、定期的なクリーニングで常に清潔、一定の衛生レベルの維持が可能なユニフォームレンタルは、衛生管理を行う上で、とても有効な手段と言えるでしょう。

「診察室などの設備の対策」

施設内の設備については、診察室をはじめ、出入り口、待合室、休憩室、更衣室など共⽤スペースや、トイレ、⼿すり、ドアノブ、テーブル・椅子など、ウイルスが付着する可能性のある場所の定期的かつこまめな消毒や清掃はもちろん、適切な換気の実施も欠かせません。空気清浄機を設置することも有効です。乾燥により湿度が下がる場合は、加湿器を設置し、相対湿度が40%以上となるよう適切な加湿を行いましょう。空気清浄機、加湿器を設置した場合は、フィルターや水タンクのこまめな掃除も不可欠です。管理の負担を軽減するために加湿空気清浄機のレンタルサービスを検討するのもよいでしょう。
また、診察室の扉を自動ドアに替えたり、非接触スイッチを設置すれば、センサーに手をかざしたり間口に足を運ぶだけで、ウイルスが付着しやすい場所に直接触れずドアを開閉できるため、感染リスクの軽減に有効です。
また、スリッパに履き替えるクリニックも多いのですが、人の足には菌の付着も多く、自分が靴を脱いだ手、そして他人が履いたスリッパに触れた手で、クリニック内のものに触れるということにもリスクがあります。感染リスクを減らすためにもルールの変更や使い捨てスリッパの採用を一考してみるのもよいでしょう。加えて、待合室に設置している雑誌やおもちゃなども、感染リスクの視点から撤去してもよいかもしれません。

「診察体制の対策」

クリニック内での滞在時間の短縮や、非接触化を図るため、オンラインでの予約システム、問診票のWeb化、電子カルテなどのシステム導入。また、自動精算機や、クレジットカードなどのキャッシュレス決済など、会計時の接触機会を減らす機器の導入も検討したいところです。さらには必要に応じてオンライン診療を増やすことで、感染リスクを下げることができます。新型コロナウイルス感染症対策としてだけでなく、今後の感染症対策としても有効なシステム変更は、導入費用の負担はありますが、今後も安心して通えるクリニック作りのために検討の余地がありそうです。

「院内感染がおこる原因・感染経路」

病院などの医療機関内で、新たに細菌やウイルスなどの病原体により感染してしまう「院内感染」。まず院内感染の原因や感染経路を正しく知って、対策することが大切です。
患者さんはそれぞれ疾病を抱えており、免疫力や抵抗力が通常より落ちています。そのため、クリニックを訪れた際、健常者に比べてどうしても感染リスクが高くなります。そして、感染源となる患者さんと免疫力や抵抗力、体力の衰えた患者さんが、同じ施設内にいるため院内感染が広がってしまいます。
主な感染経路には、「接触感染」「飛沫感染」「空気感染」があり、特に医療関連感染の中で最も頻度が高いとされているのが「接触感染」です。これは、感染者の皮膚や粘膜、分泌物、排泄物など、病原体に汚染されたものに直接触れたり、食器や衣類などに間接的に触れたりすることで感染してしまいます。そして、感染者の咳やくしゃみから発生する飛沫を直接吸い込むことによって生じるのが「飛沫感染」、空気中を漂う病原体を吸い込むことにより起こるものが「空気感染」となります。また、クリニック内では、病原体が付着しているものを介して口から感染する「経口感染」にも注意が必要です。
まずは、消毒、マスクや手袋の着用、空気清浄やこまめな換気、医療器具や衣類の洗浄などで感染経路を分断していくことが肝心。先に触れたユニフォームレンタルに限らず、衛生関連サービスの積極な利用も視野に入れたいところです。

「まとめ」

新型コロナウイルスの流行はようやく落ち着きを見せ始め、各種制限が解除されつつありますが、今後もこういったリスクに対して悩まされる可能性を考えれば、気を緩めることなく、しっかりとした感染防止対策を継続していきましょう。クリニック内を無菌にすることはできませんが、無理のない範囲での対策を取りながら、患者さんはもちろん、スタッフも安心できるクリニック作りを心掛けていきましょう。

ユニフォームレンタルという選択肢はいかがですか?

サニクリーンのユニフォームレンタルを利用したこのようなメリットがあります
この記事をシェアする
関連記事

メルマガ登録

おすすめコーディネート

ユニフォームWebカタログ

おすすめシステムガイド

ランキング

ユニフォームレンタルに
興味のある方はこちら

お問い合わせお問い合わせ
ユニフォームレンタルに関する各種お問合せや
お見積り、資料請求はこちらから。
営業時間土・日・祝日を除く10:00~16:00