外国で働くということ
インバウンドの波

立春を迎え、暦の上では春になりましたが、まだまだ寒さ続く2月。体調管理が難しい時期でもありますね。寒さに負けず、元気に過ごしたいものです。
さて、繁華街や観光地に行くと、多くの外国人観光客に出会います。先日、立ち食い蕎麦屋さんに行ったのですが、立ち食いスペースではなくテーブル席で、6人の外国人が食事をしていました。「こんな所にもインバウンド需要があるんだ!」と少し驚きました。この店は写真付きのメニューで料理の内容が分かりやすく、蕎麦だけでなく、かつ丼や天ぷらなどの和食がリーズナブルに食べられます。なにより観光客向けではない現地の人が食べに来る店という見方をすれば、立ち食い蕎麦のチェーン店は外国人観光客にとって魅力的だと思いました。
6人の外国人たちは、あれこれ食べてみたかったらしく、気になるものを見つけては何度も食券を買い、テーブルの上には多くの器が並んでいました。「どこから来たの?」と尋ねてみると、オーストラリアからの観光客でした。会話する中で1週間以上の滞在だと知り、きっといろんな日本食を食べただろうと想像した私は、ある物をオススメしてみました。「蕎麦湯」です。やはり「蕎麦湯」を知らなかったので、ポットに入っている「蕎麦湯」を湯飲みに注ぎ、飲んでみてもらいました。みんな不思議そうな顔をして飲んでいましたが、あまり知られていない日本食(?)を知った満足感があったようです。きっと、オーストラリアに帰ったら「日本では蕎麦の茹で汁を飲むんだよ」と土産話のネタにしてくれるでしょう。
知ってほしい日本の良さ
昨年は、ワーキングホリデーで外国に行く若者たちが多いというテレビや記事をよく見ました。円安だし、日本より時給が高い外国で稼ぎたいという人が増えているそうです。
今から20年以上前、私もワーキングホリデーを使いました。バックパッカーとして旅をしていたのですが、旅の途中でシェアハウスのような宿に滞在しながら働くことに。パプリカやカボチャなどの農作物を収穫する仕事をしました。あまり英語力を必要とする仕事ではありませんでしたが、それでも仕事で指示を受けたり質問をしたりする時や、税金の手続きなどは、英語を駆使しなければなりませんでした。また、言葉の違う多国籍の人たちと暮らしていたので、コミュニケーションやトラブルの対処も、もちろん英語です。まだスマホはなく、日本へのメールはインターネットカフェからローマ字で送る時代でした。母国語が通じない外国で働くということは、大変なことがいっぱいあります。でも、今の自分自身を形成するのに、かけがえのない貴重な経験でした。
現在、日本では多くの外国人が働いています。頑張って働く外国人の方たちに「日本って、いい国だな」と思ってもらえたら嬉しいです。応援しています。
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WRITER 金子舞衣/コピーライター
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