マッチングを超えてゆけ!
「好き」を勝手に決めないで

9月に入りましたが、まだまだ残暑が厳しいですね。秋風を感じられるようになるのは、いつのことやら。小さい秋も、なかなか見つけられません。早く涼しくなってほしいものです。
そんな中、クーラーの効いた部屋でのんびりネットサーフィンをしていると、記事を読んでいる途中にバンバン広告が出てきました。しかも繰り返し表示されるのは「家庭教師」の広告ばかり。これは数ヵ月前に、私が「家庭教師」を検索したからです。ちなみにオススメされるネット記事は「街歩き」。私が数週間前に「東京 日帰り リラックス」と検索したからでしょう。ショート動画なども、関連性の高い動画が次から次へと流れてきますし、ニュースだって似たような内容の事件ばかりが表示されます。なぜなら、表示されるコンテンツは、サイトの検索や閲覧履歴から、興味・関心に合うようカスタマイズされているからです。つまり、ネットは「あなたはコレがお好きなんでしょ?」とばかりに、勝手にマッチングされたコンテンツが表示されるようになっているのです。
「自分と違う」を楽しむ
自分の趣味・趣向や思想に合った記事を読むのは心地いいかもしれません。でも、そんな環境ばかりでは、自分の考えが偏ってしまう気がします。最近ポピュラーになっている恋愛系のマッチングアプリも、条件を入力して相手を検索するので、効率よく恋人や結婚相手が見つかるといいます。それはそれで良いのですが、自分と違うからこそ惹かれることもあると思うのです。自分とは違う趣味や意見に触れることで、視野が広がったり、考えに深みが出たりすることもあるのではないでしょうか。
マッチングは確かに効率的で、便利です。たとえば、プロジェクトに合った人材を探したい時に、仕事内容と求める能力をマッチングさせることは重要でしょう。また、職場環境や職種に合ったユニフォームを探したい時も、デザインや機能性をマッチングさせることは欠かせないと思います。
マッチングはこちらが必要な時に使えば良いのであって、知らず知らずのうちにマッチングされた世界で日常を送ることに、危機感があるのです。小さな抵抗として、私は図書館で借りる本の中に、これまで読んだことのない分野の雑誌や本を、必ず1冊は混ぜます。興味のないアーティストのライブや展覧会にも、誘われたら行ってみたり、納得のいかない意見にも耳を傾けるようにしてみたり……。「自分と違う」を楽しむと、新しい世界が見えることもありますよ。
ユニフォームレンタルという選択肢はいかがですか?

WRITER 金子舞衣/コピーライター
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