6月1日から職場の熱中症対策が義務化!
熱中症対策とは

6月になり梅雨の季節となりました。蒸し暑い日があったり、梅雨寒で急に寒くなったりと、体調管理が難しい時期でもありますね。暑い夏に向けて、しっかりと健康維持できるように整えたいです。
さて、梅雨が明けると夏がやってきますが、その暑さに備え今月、6月1日から職場の熱中症対策が罰則付きで義務化されました。厚生労働省によると、気候変動の影響で夏の気温が高くなり、職場での熱中症死亡災害が2年連続で30人レベル(令和4年・5年)だそうです。そのほとんどが「初期症状の放置・対応の遅れ」によるものだとしています。
そのような背景から「熱中症を報告するための体制整備と関係作業者への周知」と「熱中症の重篤化を防ぐために必要な措置の実施手順作成と関係作業者への周知」が事業者に義務付けられました。対象となるのは「WBGT(※)28度以上または気温31度以上の環境下で、連続1時間以上または1日4時間を超えて実施」が見込まれる作業です。WBGT基準値とは暑さ指数のことで、身体作業度とWBGT基準値を比べて値が示されています。基準値を超えてしまう場合は、作業や作業環境の管理、健康管理、労働衛生教育など熱中症予防対策が必要です。
※WBGT:暑さ指数(湿球黒球温度)はWet Bulb Globe Temperatureの略。熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。
(参考:厚生労働省 職場における熱中症対策の強化について)
ユニフォームに期待される暑さ対策
職場での熱中症対策というと、炎天下でも働く工事現場の作業員が対象となるイメージが強いと思います。しかし、先日テレビ番組では、鳥取砂丘で巡視や案内を担うスタッフの方たちの取り組みを報じていました。観光客の熱中症救助を行うスタッフ側も、スタッフの増員やドローンによる巡視の拡大、休憩時間の延長など、熱中症対策を施した働き方に変えたとのことでした。また、屋外作業だけでなく、高温の室内で業務にあたる場合にも、熱中症対策は必要でしょう。
厚生労働省の熱中症予防対策の中には、服装での対策も示されています。「熱を吸収し、または保熱しやすい服装は避け、透湿性および通気性の良い服装を着用させること」とあります。
最近は、暑さ対策が施されたユニフォームも登場しています。接触冷感や通気性の良い素材などはもちろん、小型ファンが付いたもの、アイスパックを装着させるものなど、機能性に優れたユニフォームもあり、職場での熱中症対策として期待できそうです。ぜひ職場のユニフォームを、作業に合わせて選んでみませんか?
ユニフォームレンタルという選択肢はいかがですか?

WRITER 金子舞衣/コピーライター
こんなところにも!サニクリーン
「汗をかいても快適に動けるユニフォームがほしい」「通気性の良い上着がいい」「とにかく涼しく感じるユニフォームが必要」……など、ユニフォームのことならサニクリーンにお任せください!
衛生的なレンタルユニフォームはもちろん、販売でのお取り扱いもございます。職場環境や業務内容に合わせた最適な一着をご用意いたします。まずは、ご相談ください!

お見積り、資料請求はこちらから。