岡山にある「中村歯科」は、ゆったりとした気持ちで受診できる。なぜなら、木のぬくもりが感じられ、日差しが降り注ぐ明るい空間は、まるで居心地の良い家のようだから。「赤ちゃんから、ご高齢の方までファミリーで通える歯科医院を目指して、くつろげるインテリアにこだわりました」と話してくれたのは、おおらかな笑顔が印象的な中村伸江院長。
この歯科医院全体の雰囲気を、さらに明るくしているのが受付スタッフや歯科衛生士のユニフォームだ。
淡い黄色のエプロンにも、白のジャケットにも、お揃いの花柄プリントがアクセントで入っている。女性スタッフのみなさんで決めたというユニフォームについて尋ねると、次から次へと嬉しそうな声が飛んだ。
「温かみのある黄色は、小さなお子さまにも親しみやすいですし、花柄のデザインもかわいいと思って選びました」「エプロンの前面には2か所のスリットがあるので、座った時にまとわりつく感じがないのがいいですね」「パンツスタイルにしたことで、ワンピースの時よりも動きやすく、仕事に集中できます」。
その様子を優しいまなざしで眺める中村院長は「3年ごとの契約更新も、ユニフォームを変えるのにちょうど良いみたいですよ。ユニフォーム選びはスタッフのモチベーションも上がりますから」と笑う。

なぜユニフォームレンタルを導入したのか、そのきっかけを教えてくれたのは中村慶男理事長。
「歯科医院ですから、治療によっては患者さんの体液がユニフォームに付着することもあります。徹底した衛生管理を考えれば、洗濯はプロにお任せするのが適切です。
以前はスタッフのユニフォームをまとめてクリーニングに出していましたが、もう少しコストを抑えたいと思っていました。
そんな時に出会ったのがレンタルだったんです。スタッフが入れ替わる際にサイズ交換ができること、上下で違うサイズのものを選べることも大きなポイントでした」。経営者としての視点から、コスト面においてレンタルにメリットを見出した中村理事長だったが、女性スタッフたちが重要視したのは違う部分だった。「クリーニングされているとはいえ、誰が着たのか分からないユニフォームには抵抗があると言うんです。その点、サニクリーンなら、自分専用のユニフォームが貸与されるというのを聞いて安心したみたいです。みんなが本当にレンタルにして良かったと思っています」。